調理時間:約10分
フライパンを使って少ない油で上手においしくコロッケを揚げたい、という方は非常に多いのではないでしょうか??
かくいうスタッフも同じ意見です!
そこで、今回は少量のサラダ油で冷凍コロッケを上手に揚げる方法を紹介いたします。
コツさえつかめば初心者でも簡単にできますので、ぜひ覚えてくださいね。
使うコロッケはこちら↓
こちらのコロッケは、Xシェフのキタアカリと国産牛の絶品コロッケ『玉手さんちのピンクダイヤモンドポテト』です(コロッケの詳細は記事の最後に)。
もちろん今回紹介する方法は、このコロッケに限らず使えますよ!
手順
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- まず、直径16㎝ほどの小さめのフライパンにサラダ油を約80㏄入れ、火を点けます。火は中火にします。
- 次に、コロッケのパン粉を少しだけ油の上に落とします。
パン粉の上がり具合で油の温度を確認します。
- パン粉が「じゅっ!」と揚がったら油の温度は適温です。凍ったままのコロッケをゆっくりと投入しましょう。
パン粉が「じゅっ」と揚がる程度まで温度が上がったら…
コロッケをそっと投入しましょう
- コロッケを入れたらしばしガマンの時間です。コロッケを動かさないようにしましょう。
肉を焼くときと同じように、コロッケを揚げる時も初めはガマンがポイントです。入れた直後からコロッケを動かすと衣がはがれてしまうからです。少しして衣が固くなってきたら動かしても大丈夫ですよ。(ムッシュ高木シェフ)
- 衣が少し色づいてきたらフライ返しで返しながら揚げ色を確認しましょう。
- きつね色より少し色づいてきたら裏返します。
- 反対の面を揚げている間は、スプーンで油をすくい、コロッケの表面に何度もかけましょう。
これを何度も繰り返します。これが美味しく揚げるための秘訣です。
今回のように少量の油で揚げる場合、油に具材が浸りきりません。そのため、フライパンに接していない面にも油をかけてあげる必要があります。こうすることで、中まで火が通るのです。(ムッシュ高木シェフ)
- 反対側にも揚げ色がついてきたら、再びひっくり返します。
- ひっくり返したら、手順7同様、スプーンで油をすくい、コロッケの表面にかけてあげましょう。
- 7~9を繰り返しながら火を通していきます。
- 油の勢いが弱まり、泡が細かくなってきたら火が通った証拠、完成です。油の勢いの具合は動画も参考にしてみてください。
完成!
手順を抑えれば、冷凍コロッケもホクホク・サクサクに仕上がります。初心者でもおいしく揚げることができますよ。
ポイントは、最初は動かさないこと、油に接していない面にも油をかけてあげること、油から出る泡が細かくなるまで火を通すことの3つ。
ぜひ覚えて、ご家庭でも試してみてください!
玉手さんちのピンクダイヤモンドポテト
最後に、今回使用したコロッケについてもう少し詳しく。
Xシェフのキタアカリと国産牛の絶品コロッケ『玉手さんちのピンクダイヤモンドポテト』は、じゃがいもの美味しさがギュッと詰まったコロッケです。
使用しているじゃがいもは、北海道ルスツ村にあるキタアカリ発祥の地「玉手農場」で栽培されたキタアカリ。
キタアカリは男爵芋の品種改良で誕生したじゃがいもで、程よい甘味とホクホクとした食感が特徴の品種です。
玉手農場で栽培されたキタアカリは「VIP」の名で販売されています。
この丹誠込めて育てられたVIPと国産牛をブレンドして出来たのがムッシュ高木シェフ渾身の逸品”ピンクダイヤモンドポテト”です。
名前はキタアカリノ芽の色がピンクであることに由来します。ピンク色の芽から育ったジャガイモ・キタアカリ。その芋の美味しさを磨きに磨いて、ダイヤモンドのように仕上げたポテトコロッケであることから、”ピンクダイヤモンドポテト”と名づけられました。
ソースなしでも、冷めても、その美味しさを感じていただけるはずですよ!
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“ムッシュ髙木のおウチでかんたん!裏ワザレシピ” Produced by Xシェフ
髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)プロフィール
1953年、北海道・旭川生まれ。元オークラアカデミアパークホテル総支配人兼総料理長。元グァムホテルオークラ「フランボヤン」料理長、元ホテルオークラ東京レストラン「カメリア」副料理長。天皇皇后両陛下や皇太子殿下宿泊の際は料理責任者を務める。ムッシュ高木は、素材の声に耳を傾け、「食事の喜び」をテーマに料理を創る。使う食材はフレンチでも、薬膳料理のようにお箸でも食べられる。翌朝の目覚めがとても健やかな「毎日食べたくなる、からだにやさしい食事」だ。庶民的感覚も持ち合わせ、飾らないユニークなキャラクターでも人気を博している。食を通したオリジナリティ豊かな発想で“闘うシェフ”とも呼ばれる。 →もっと詳しいプロフィールへ
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