フレンチトーストの作り方:完成

簡単! ホテル仕上げのフレンチトーストの作り方

調理時間:約35分(パンを浸しておく時間15分・焼き上げ20分) 

 

雑誌で特集が組まれるほど、近年注目を集めるフレンチトースト。朝食やデザートとして人気の料理ですね。

今回は、厚みのあるパンを使った、ホテルで提供されるようなフレンチトーストのレシピと作り方をムッシュ高木シェフに教えていただきました。

仕上がりは本格的ですが、”しっかり浸す”、”じっくり焼く”というポイントを押さえれば、意外に簡単に作ることができてしまいます。

焼き上げに時間がかかりますが、その分出来上がりの食感は格別ですよ。


材料(2人前)

  1. 食パン(4枚切り) 1枚
  2. 卵 2個
  3. 牛乳 60~100㏄
  4. 砂糖 10g(お好みで入れなくてもOKです)

作り方

  1. ボウルに卵を1個と牛乳60~100㏄、砂糖10gを入れよく混ぜますフレンチトーストの作り方:卵を溶いていきますフレンチトーストの作り方:卵を溶いていきます
  2. 食パン(4枚切り)の耳を切り落とし、半分にカットします。フレンチトーストの作り方:パンの耳をカットしますフレンチトーストの作り方:パンを半分にカットします
  3. カットした食パンを牛乳・卵・砂糖を混ぜ合わせたボウルに浸します。この時、軽くパンを押して液がしっかり染み込むようにしましょう。約15分間浸しておきます。フレンチトーストの作り方:しっかりとパンを浸します

    フレンチトーストの作り方:15分経つとパンが液をしっかり吸収します

    15分浸しておくと、パンがしっかり液を吸収してくれます。

  4. ホットプレートを約180度に熱し、バターを落とします。フレンチトーストの作り方:ホットプレートにバターを落とします
  5. ここでポイント! 浸したパンをホットプレートで焼く前に、溶き卵にくぐらせてコーティングをします。こうすることで、焼き上げた時に外側がしっかりとした食感になります。フレンチトーストの作り方:焼く前に再度溶き卵にくぐらせます
  6. ホットプレートに浸したパンを置いて焼き上げていきます。フレンチトーストの作り方:ホットプレートで焼き上げていきます
  7. 反対側の面にサラダ油を塗り、裏返します。焼き色を見ながら、「油を塗る」「裏返す」という工程を繰り返します。フレンチトーストの作り方:パンにこまめに油を塗ってひっくり返しましょうフレンチトーストの作り方:焼き色を見ながらこまめにパンをひっくりかえしましょう
  8. 両面に焼き色がついてきたら側面もしっかり焼いていきます。フレンチトーストの作り方:側面もしっかり焼いていきます
  9. 空き缶などにパンを立てかけて、すべての面をしっかりと焼いていきましょう。ホットプレートに接する面をこまめに変えてまんべんなく火が通るようにします。フレンチトーストの作り方:空き缶を使い側面もしっかり焼いていきます
  10. ある程度焼き色がついてきたら中まで火が通っているか確認します。温度の確認方法ですが、まず竹串・金串をパンの中心まで刺します。10秒ほど刺したら、その串を唇の裏に当てることでパンの中の温度を確認します。これはプロが使う方法だそうです。
  11. 火が通ったらお皿に移して完成です。

完成

フレンチトーストの作り方:完成です

厚揚げ豆腐のように厚く存在間のあるフレンチトーストが完成しました。

じっくりと時間をかけて焼き上げることで、押してもしぼまない、しっかりとした仕上がりになります。

生地の弾力が分かる短い映像を撮影したので、ご覧ください。

 

弾力が伝わりましたでしょうか?
外側はサクっとしていて、中はしっとりとしていながらも弾力がある仕上がりです。

 

フレンチトーストの作り方:感想

 

お好みで、はちみつやメイプルシロップをかければデザートとしても美味しくいただけますよ。

 

難しい技術は使わなくても、しっかり・じっくり根気強く焼き上げることで、ホテルの仕上がりに近づきます。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。

 

フレンチトーストの作り方:完成

 

“ムッシュ髙木のおウチでかんたん!裏ワザレシピ” Produced by Xシェフ

髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)プロフィール

1953年、北海道・旭川生まれ。元オークラアカデミアパークホテル総支配人兼総料理長。元グァムホテルオークラ「フランボヤン」料理長、元ホテルオークラ東京レストラン「カメリア」副料理長。天皇皇后両陛下や皇太子殿下宿泊の際は料理責任者を務める。ムッシュ高木は、素材の声に耳を傾け、「食事の喜び」をテーマに料理を創る。使う食材はフレンチでも、薬膳料理のようにお箸でも食べられる。翌朝の目覚めがとても健やかな「毎日食べたくなる、からだにやさしい食事」だ。庶民的感覚も持ち合わせ、飾らないユニークなキャラクターでも人気を博している。食を通したオリジナリティ豊かな発想で“闘うシェフ”とも呼ばれる。 →もっと詳しいプロフィールへ


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