調理時間:約20分
※2017.9.8 ラタトゥイユの作り方動画を追記しました
フランス南部、ニースの郷土料理のラタトゥイユ。
簡単に言うと、夏野菜のトマト煮込み。もっと簡単に言うと、フランス風野菜のごった煮です。野菜もたっぷり摂れて、おかずにもおつまみにもおすすめです。
一見難しそうなこのラタトゥイユを、ムッシュ流に美味しく簡単に作る方法を教えます!
トマトソースを常備しておけば、ラクチン&時短でヘルシー料理を作ることができちゃいます。
ラタトゥイユは、温かくても、冷たくても、両方食べますよ。夏場なんかや冷静のラタトゥイユなんかがいいですよね。(ムッシュ高木シェフ)
と、冷やして食べれば、暑~い夏にもさっぱりと、夏バテな人にもピッタリな一品になりますよ!
さらに、今回は、玉ねぎのくし(櫛)切りもマスターしちゃいましょう!
【2017.9.8追記】
材料(2人前)
- パプリカ(赤) 半分
- パプリカ(黄) 半分
- ピーマン 1個
- ズッキーニ 1本
- 玉ねぎ 1玉
- トマト 1玉
- ニンニク 2かけ
- トマトソース(作り方はこちら!)
- 塩 適量
- コショウ 適量
作り方
- ピーマンを縦に半分に切り、種を取り除いたら、縦に2~3㎝幅に切りそろえます。
- おなじく、パプリカ(赤・黄)を縦に切りそろえます。
- ズッキーニは縦に四等分にし、さらに縦に切りそろえます。この時、真ん中の種の部分を取り除いておきましょう。
種がある芯の部分を取り除きます。
幅を揃えながら縦に切っていきます。
- 同じく、玉ねぎも幅を揃えて切っていくのですが、ここでくし切りの登場です。
まず、玉ねぎを半分に切り、真ん中の部分を取り除いたら、リンゴを切る容量で、等幅でカットしていきます。真ん中の芯を取り除き…
等幅にスライス!
一連の流れで見るとこんな感じです。
綺麗に等幅にカットできちゃいます。この切り方で野菜炒めを作ると一日たっても野菜がシャキシャキなんだそう!
- 次に、フレッシュトマトは、角切りに。
全部切り終えるとこんな感じに。
- 今度は、ニンニクを2かけ、それぞれ縦に半分にスライスし、先端の芽の部分を取り除きます。これで野菜のカットは完了!
- 次はいため方。フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、油にニンニクの風味をつけていきます。
- ニンニクがうっすらきつね色になってきたところで、まずは玉ねぎを投入し、少しコショウを振ります。
- 玉ねぎに少し火が入ってきたところで、パプリカ・ピーマン、ズッキーニ、トマトの順に野菜を入れ、炒めていきます。
- 全体に火が少し通りはじめた頃に、トマトソースを投入し、煮込んでいきます。
トマトソースを入れて…
グツグツ煮込んでいきましょう!
- 塩・コショウでお好みの味に調えながら、4~5分中火で煮込めば完成です!
今回は、シャキッと食感の残る程度に仕上げましたが、しんなりクタっと煮込んだものも、また違った味わいで美味しいですよ。
ちなみに、シェフが言う本場と日本の好みの違いは…
向こうの人はしっとり、甘く、やわらかくするのですが、日本人の場合は、食感を大事にしますよね。ですので、少し触感が残った方がいいかもしれませんね。(ムッシュ高木シェフ)
とのことです。
あとはイロイロ試して自分好みの煮込み加減を見つけてみてください★
今回のラタトゥイユは、常備のトマトソースに加えて、生のトマトも加えたところもフレッシュな味わいを引き足したポイントですよ!
難しそうなレシピもムッシュが紐解けばこんなに簡単に!
テーブルに花を添える一品をあなたの得意料理にしてみてくださいね。
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“ムッシュ髙木のおウチでかんたん!裏ワザレシピ” Produced by Xシェフ
髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)プロフィール
1953年、北海道・旭川生まれ。元オークラアカデミアパークホテル総支配人兼総料理長。元グァムホテルオークラ「フランボヤン」料理長、元ホテルオークラ東京レストラン「カメリア」副料理長。天皇皇后両陛下や皇太子殿下宿泊の際は料理責任者を務める。ムッシュ高木は、素材の声に耳を傾け、「食事の喜び」をテーマに料理を創る。使う食材はフレンチでも、薬膳料理のようにお箸でも食べられる。翌朝の目覚めがとても健やかな「毎日食べたくなる、からだにやさしい食事」だ。庶民的感覚も持ち合わせ、飾らないユニークなキャラクターでも人気を博している。食を通したオリジナリティ豊かな発想で“闘うシェフ”とも呼ばれる。 →もっと詳しいプロフィールへ
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