調理時間:約15分
ビタミンB1・B2、亜鉛や鉄、タウリンなどなど、栄養豊富で”海のミルク”とも呼ばれる人気食材の牡蠣(カキ)。
今回は、この栄養満点の食材を使ったフランス風のスープのレシピと作り方を紹介いたします。
冷凍牡蠣と市販のカレーパウダーを使用した、本格的だけどとっても簡単な料理ですよ。
包丁やまな板を使わないのも嬉しいポイントです!
材料(1人前)
- 冷凍牡蠣(大) 5~6粒
- 白ワイン 50㏄
- 水 25㏄
- カレーパウダー 適量
- 生クリーム 30㏄
- バター 10g
- 昆布茶 適量
- トマトソース 適量(作り方はこちらの記事を参考にしてください!)
作り方
- 鍋に白ワイン50㏄、水25㏄を入れ火にかけます(足りないと感じたら「白ワイン1」に対し「水0.5」の割合で調整しましょう)。
- 沸騰したら、冷凍牡蠣を5~6粒ほど入れます(牡蠣は冷凍したまま入れましょう)。
- 牡蠣を入れると鍋の温度が下がるので、再び沸騰するまで待ちます。
- 再び沸騰したら、牡蠣を皿に取り出します。
- 次に、牡蠣のゆで汁に昆布茶を大さじ1杯入れ、煮詰めていきます。
- ゆで汁が1/3程度まで煮詰まったら生クリームを30㏄入れます。
- カレーパウダーを入れます。カレーの香りがするまで入れましょう。
今回は、「S&Bの料理用カレー」を使いました。これは、カレー粉と調味料がバランスよくブレンドされた調味パウダーです。このような市販の調味料を活用すれば、時間をかけずに効率よく調理ができるのでオススメですよ!
- ここで再び味を見て、味や風味が足りないと感じたら、昆布茶やカレーパウダーを追加しましょう。
- スープが完成したら牡蠣を鍋に戻します。
- 黒コショウを適量振ります。
- 鍋がぐつぐつと沸騰してきたら火を止め、最後にバターをひとかけ(10gほど)を入れよく溶かします。
- バターが溶けたらお皿に盛りつけて、トマトソースを乗せたら完成です。
完成
いかがでしたでしょうか?
味と見た目は本格的ですが、作り方は非常に簡単ですので、気軽にチャレンジできる一皿ではないでしょうか?
食卓を彩る一皿として、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
“ムッシュ髙木のおウチでかんたん!裏ワザレシピ” Produced by Xシェフ
髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)プロフィール
1953年、北海道・旭川生まれ。元オークラアカデミアパークホテル総支配人兼総料理長。元グァムホテルオークラ「フランボヤン」料理長、元ホテルオークラ東京レストラン「カメリア」副料理長。天皇皇后両陛下や皇太子殿下宿泊の際は料理責任者を務める。ムッシュ高木は、素材の声に耳を傾け、「食事の喜び」をテーマに料理を創る。使う食材はフレンチでも、薬膳料理のようにお箸でも食べられる。翌朝の目覚めがとても健やかな「毎日食べたくなる、からだにやさしい食事」だ。庶民的感覚も持ち合わせ、飾らないユニークなキャラクターでも人気を博している。食を通したオリジナリティ豊かな発想で“闘うシェフ”とも呼ばれる。 →もっと詳しいプロフィールへ
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