簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:典型的なマッシュポテト

簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方

調理時間:約7分 

アメリカやドイツ、フランスをはじめ、欧米地域の定番ジャガイモ料理のひとつ「マッシュポテト」。
ハンバーグの付け合わせとしても定番の料理です。
この料理は、ゆでたジャガイモをマッシャーなどの調理器具でつぶして、牛乳やバターを加えて滑らかなクリーム状に仕上げたもの。
“つぶされた=マッシュされたジャガイモ”なので、正しくはマッシュドポテト、と言います。
マッシュポテトは和製英語なのですね。

さて、マッシュポテトは、最近はフレークや粉状にされたものも市販されていて、お湯を加えるだけで簡単に作ることができるようになりました。
そこで今回は、市販のマッシュポテトの素を使ったマッシュポテトのレシピと作り方を紹介いたします。
簡単に、かつおいしく、ホテル仕立てのような本格的な味わいのマッシュポテトを作れてしまいますよ。
ホテル仕立てといってもやることはシンプルで、ポイントはお湯の代わりに必ず牛乳を使うということ。
購入したマッシュポテトの素(フレーク/パウダー)の作り方に「お湯を入れる」と記載されていても、牛乳を使いましょう。
そしてバターや生クリームを加えることでコクのある味わいに仕上がりますよ。

ハンバーグの付け合わせにしたり、野菜やハムを入れてポテトサラダにしたり、チーズを乗せて焼いてグラタンにしたり、コロッケの種にしたり、生ハムで包んでおしゃれなおつまみにしたり…と、マッシュポテトはアレンジ次第で色々な料理に変化する優れもの。
おうちレシピでもマッシュポテトを使ったグラタンのレシピと作り方を紹介する予定ですので、楽しみにしていてくださいね。

さあ、それでは実際にマッシュポテトを作っていきましょう!
作り方をまとめた動画も掲載していますので参考にしてみてくださいね!


材料

  1. マッシュポテトの素(フレーク/粉状のもの)
  2. 牛乳
  3. バター ひとかけ
  4. 生クリーム 適量
  5. 塩 適量
  6. コショウ 適量

※マッシュポテトの素と牛乳の分量は、購入したマッシュポテトの素に書いてある分量を参考にしてください。「お湯を使う」と書いてあった場合はお湯を牛乳に代えて使ってください。


作り方

  1. 鍋に牛乳を入れます簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:鍋に牛乳を入れます
  2. バターを入れます簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:バターをひとかけ入れます
  3. 塩・コショウを振って火をつけます(中火)簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:塩コショウを振ります
  4. 鍋が沸騰してきたら火を止め、マッシュポテトの素を投入し、よく混ぜます簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:沸騰したら火を止め、マッシュポテトのフレーク/粉を入れます簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:ダマができないようによく混ぜます
  5. ポテトが固まってきたら都度牛乳を少しずつ追加して、滑らかに仕上がるように調整しましょう簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:固まってきたら牛乳を足します
  6. 牛乳を加えながら、ダマが残らないようによく混ぜます簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:滑らかになるまでよく混ぜます
  7. 滑らかになってきたら、生クリームを加えてさらにコクを出します。味を見ながらクドくなりすぎないように調整しましょう簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:生クリームを加えます
  8. 味を見ながら、塩・コショウで最後の味付けを行ったら完成です簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:味を見ながら塩コショウを追加します

一連の流れを動画にまとめましたのでご覧ください。生クリームの分量なども参考にしてみてくださいね。


完成!

簡単!本格的な味わいのマッシュポテトの作り方:ハンバーグの付け合わせにぴったりです

あっとう言う間にクリーミーでコクのあるマッシュポテトの完成です。
簡単な上にアレンジ多彩の料理ですので、ぜひ覚えてみてくださいね。

次回はこのマッシュポテトを使ったグラタンのレシピと作り方を紹介いたします。
お楽しみに!

“ムッシュ髙木のおウチでかんたん!裏ワザレシピ” Produced by Xシェフ

髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)プロフィール

1953年、北海道・旭川生まれ。元オークラアカデミアパークホテル総支配人兼総料理長。元グァムホテルオークラ「フランボヤン」料理長、元ホテルオークラ東京レストラン「カメリア」副料理長。天皇皇后両陛下や皇太子殿下宿泊の際は料理責任者を務める。ムッシュ高木は、素材の声に耳を傾け、「食事の喜び」をテーマに料理を創る。使う食材はフレンチでも、薬膳料理のようにお箸でも食べられる。翌朝の目覚めがとても健やかな「毎日食べたくなる、からだにやさしい食事」だ。庶民的感覚も持ち合わせ、飾らないユニークなキャラクターでも人気を博している。食を通したオリジナリティ豊かな発想で“闘うシェフ”とも呼ばれる。 →もっと詳しいプロフィールへ


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