調理時間:約20分
中華料理の定番料理のひとつ、エビチリ(エビのチリソース炒め)。
今回は、ケチャップと昆布だし(昆布水を使用)を使ったエビチリのレシピと作り方を紹介いたします。
昆布水はあらゆる料理に使える万能だし!
作り方はこちらの記事で紹介していますので、まだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください。
とっても簡単ですよ。
さて、今回のレシピに関して、ムッシュ高木シェフは…
“なんちゃって”で簡単に作れるように考案しました。
とはいっても、普通のエビチリの作り方も、基本的には今回のレシピとほとんど変わりませんよ。(ムッシュ高木シェフ)
とのことでした。
今回紹介するチリソースのレシピと作り方を覚えれば、エビの代わりにイカを入れたり、豆腐を入れたりと、様々な材料でチリソースあんかけのアレンジ料理が作れてしまいます。
料理の幅が広がる一品ですので、ぜひぜひトライしてみてくださいね!
材料(1~2人前)
- むきエビ(小) 12尾
- 長ネギ 1/2本
- サラダ油 適量
- にんにく(チューブ) 少々
- しょうが(チューブ) 少々
- 豆板醤 小さじ1杯
- ケチャップ 大さじ10杯
- 塩 少々
- 昆布水 500㏄(作り方はこちらの記事を参考にしてください!)
- 水溶き片栗粉 水・片栗粉それぞれ大さじ3杯程度
- 片栗粉 ひとつまみ(エビにまぶします)
- 卵白 1/2程度
- 白ワイン 少々
※少し薄味に感じる場合は、好みに応じて調整しましょう!
作り方
- 長ネギを縦にし、1/2にカットします。
- カットした長ネギを半回転させ、さらに縦にカットします(縦に1/4になるようにカットします)。
- 1/4にカットした長ネギを今後は横にカットし、みじん切りにします。
- 次に、鍋にサラダ油を少々入れ、火を点けます。
- みじん切りにした長ネギを入れ、炒めていきます。
- にんにく・しょうが(チューブ)を少々入れます。
- 豆板醤を小さじ1杯程度入れます。
- ケチャップを大さじ10杯程度入れてよく混ぜます。
- そして、昆布水を500㏄入れます。
- 全体に火が通ったら味を確認し、ケチャップ・豆板醤・ニンニク・しょうがなど、各種調味料を追加して味を調えます。
- 味を調えたら、水溶き片栗粉を少しずつ入れます。はじめは水・片栗粉が大さじ2杯ずつの水溶き片栗粉を入れ、とろみが足りなければ追加するとよいでしょう。とろみが調整できればチリソースの完成です!
- 次に具材となるエビを調理していきます。まずはエビに塩・コショウを軽く振ります。
- 次に、エビに片栗粉をひとつまみ振りかけ、よく絡めます。
- 卵1/2個程度の卵白をよく絡めます。卵白の衣を作って炒めることで、ソースがエビによく絡みやすくなるのです。
- フライパンにサラダ油をやや多めに入れます。本来エビは揚げるのですが、今回は手間がかからないようフライパンを使います。そのため、揚げるイメージで少し多めに油を使いましょう。
- 油が熱してきたらエビを入れます。
- エビの衣が両面固まってきたら白ワインを回しかけます。炎が上がることもあるので気を付けましょう。
- 炒めたエビを、先ほど作ったチリソースの鍋に投入し、ソースに火を入れます。
- ソース全体に火が通ったら、最後に味をみて塩で味を調えましょう。
- お皿に盛り付け、最後に刻んだ長ネギをまぶしたら完成です!
完成!
調理工程を細かく書いたので、少し記事が長くなってしまいましたが、調理内容はいたってシンプル! 簡単に感じていただけるのではないでしょうか。
このチリソース(あんかけ)は、エビだけではなく、他の素材にもマッチしますので、基本のエビチリを覚えたら、他の具材でアレンジしてみてくださいね!
“ムッシュ髙木のおウチでかんたん!裏ワザレシピ” Produced by Xシェフ
髙木裕美知シェフ(ムッシュ髙木)プロフィール
1953年、北海道・旭川生まれ。元オークラアカデミアパークホテル総支配人兼総料理長。元グァムホテルオークラ「フランボヤン」料理長、元ホテルオークラ東京レストラン「カメリア」副料理長。天皇皇后両陛下や皇太子殿下宿泊の際は料理責任者を務める。ムッシュ高木は、素材の声に耳を傾け、「食事の喜び」をテーマに料理を創る。使う食材はフレンチでも、薬膳料理のようにお箸でも食べられる。翌朝の目覚めがとても健やかな「毎日食べたくなる、からだにやさしい食事」だ。庶民的感覚も持ち合わせ、飾らないユニークなキャラクターでも人気を博している。食を通したオリジナリティ豊かな発想で“闘うシェフ”とも呼ばれる。 →もっと詳しいプロフィールへ
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